Mint Matができるまで
ニューヨークでのヨガとの出会いから、広尾でスタジオを始めるまで。Mint Matが生まれた背景と、今も大切にしている想いを綴りました。
Mint Mat の Studio Blog を始めることにしました。
01Studio Blog のはじまりに
ここでは、先生たちの知識や経験、ヨガへの想いなど、普段のクラスでは伝えきれないことを、それぞれの視点からお届けしていきたいと思っています。
初回は、Mint Matができるまでのお話を少し。実は、最初からヨガスタジオをつくろうと思っていたわけではありません。
02ニューヨークで出会ったフィットネスカルチャー
私がヨガに出会ったのは、2018年、ニューヨークで働いていた頃のことです。
当時、特に印象的だったのが、ニューヨークのフィットネスカルチャーでした。朝早くからジムに行ったり、ヨガやピラティス、Barre(バレエの動きを取り入れたエクササイズ)などのクラスに通い、そのあと仕事へ向かう。忙しい日常の中でも、運動することがごく自然に生活の一部になっていることに感動したのを覚えています。
コンサルティングや金融のような仕事では、精神的にも体力的にもタフさが求められます。だからこそ、周囲の人たちも自分なりのワークアウトルーティーンを大切にしていたのかもしれません。
私自身も、ニューヨークでの忙しい生活についていけるよう、周りの人たちと同じくらい体力をつけたいと思い、ヨガや Barre に通い始めました。忙しい中でも運動を習慣にすることで、日々の生活がより充実するように感じ、いつかこうしたフィットネスカルチャーを少しでも日本に持ち帰れたら、と思うようになりました。
03ヨガがくれた、心地よい居場所
ニューヨークに住んでいた頃、わずか2泊の一時帰国中にも都内のヨガスタジオを探してクラスに参加したことがあります。
国をまたいでも、いつものようにヨガができる安心感。そして、長時間のフライトで固まった身体を動かす心地よさは、今でも覚えています。
でも、ヨガに惹かれた理由は、身体を動かす心地よさだけではありません。
ニューヨークで通っていた Sonic Yoga には、温かく安心できる雰囲気がありました。私はもともと人見知りなので、クラスで積極的に交流していたわけではありません。それでも、そこにいるだけで心地よい場所でした。
仕事では常に周囲と比較され、評価されることが当たり前だったからこそ、誰かと比べられることなく、ありのままの自分でいられるヨガの時間に、安心感を覚えたのだと思います。
日本に戻ってからは、Be Yoga Japan に通うようになりました。
04小さなプロジェクトから、広尾のスタジオへ
ところが、その Be Yoga Japan が2019年に閉講することになり、私はすっかり「ヨガ難民」になってしまいました。その後、コロナ禍を迎え、私たちの暮らしや日常が大きく変化していきました。
私自身も仕事から少し離れる時間ができ、以前から漠然と抱いていた「いつかフィットネスに関わる何かをしてみたい」という想いを、小さなプロジェクトとして試してみようと思いました。
最初は自分たちのスタジオを持たず、六本木や代官山の空きスペースをお借りしてクラスを開催していました。当初は期間限定の小さなプロジェクトのつもりでした。
そんな中、友人が広尾に空き物件を見つけ、「せっかくなら自分たちの場所を持ってみたら?」と背中を押してくれました。
その友人が、今では一緒に Mint Mat を運営している Founding Partner です。
05日常の中で、心と身体を整えること
私自身、運動を続けることで得られるものは、体力だけではないと感じています。
定期的に身体を動かしていることは、自分へのちょっとした自信にもつながりますし、身体の調子がいい日は、仕事でも日常生活でも、もう少し頑張れるような気がします。
忙しい毎日の中で、自分の心と身体のために時間をつくること。それは特別な贅沢ではなく、充実した日々を送るための大切な習慣だと思っています。そして、ヨガはそのひとつの方法になれると信じています。
Mint Mat で大切にしたいのは、単にポーズの美しさや難しさを追求することではありません。もちろん、難しいポーズに挑戦する楽しさもあります。
私が素敵だと感じるのは、目の前の生徒さん一人ひとりの身体や、その人が置かれている状況を大切にする先生です。
身体の特徴も、その日の体調や気持ちも、人それぞれ。だからこそ、決まった形に人を合わせるのではなく、一人ひとりに寄り添える、質の高いヨガクラスを提供していきたいと思っています。
06続けてきたこと、これからのこと
スタジオを続けてきて何より嬉しいのは、長く通ってくださる生徒さんがたくさんいることです。Mint Mat が皆さんの日常の一部となり、生活に少しでも良い影響を与えられているのであれば、それ以上の喜びはありません。
これからも Mint Mat の良さは大切にしながら、時代に合わせてアップデートしていきたいと思っています。身体についての理解も、ヨガの教え方も、少しずつ変化していきます。コロナ禍を経て、私たちの暮らしや価値観も大きく変わりました。
新しい知識や考え方にも目を向けながら、今の暮らしに寄り添う、より良いスタジオであり続けたいと思っています。
この Studio Blog では、伝統的な教えや教科書の知識だけでなく、都市で暮らす私たちの日常の中でヨガがどんな意味を持つのかも、それぞれの視点から共有していきたいと思っています。
先生たちそれぞれの経験や知識を通じて、皆さんのマットの上での時間が、今より少しでも豊かなものになれば嬉しいです。